坂本龍馬の家紋

坂本龍馬

坂本龍馬は、主に倒幕活動をしていた土佐藩郷士の日本の武士です。
政治家や実業家としても名前が残っていて、
土佐藩を脱藩した後は貿易会社や政治の組織などを兼ねていた亀山社中・海援隊を結成したり、
薩長連合の斡旋や、大政奉還の成立などの活動に力を入れていました。

坂本龍馬の“龍馬”は通称の呼び名で、諱(いみな)は直陰、のちに直柔だったそうです。
変名なども持っていて、才谷梅太郎(さいだにうめたろう)もあるのです。
生きているときよりも、むしろ亡くなられてから有名になった人で、
司馬遼太郎の作品や、小説、ドラマにも坂本龍馬の生き様が描かれたりしています。

坂本龍馬の家紋

もともとは、清和源氏の一支族美濃源氏土岐氏の庶家で、、明智左馬助秀満の末裔と言われています。
それでは“坂本”という名前がどこから来たのかというと、
坂本という姓の由来は、本能寺の変以前の明智氏所領の“坂本”に由来しているんだそうです。
現在の滋賀県大津市坂本がそうです。
後世による創作だという声も強いのですが、そう言われています。

坂本龍馬の家紋は「組み合わせ角に桔梗」というものです。


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“家紋”と言われても、よくわからない人も多いかも知れませんね。
家紋というのは、家系・血統・家柄・地位などを示すために作られた紋章です。
紋所や紋と呼ばれることもあるのですが、種類で言うと241種類。5116紋以上があるそうです。

どの家にも家紋というものはあって、よくお墓などに刻まれています。
種類が241種類あるように、呼び方もそれぞれあって
坂本龍馬の場合は「組み合わせ角に桔梗」というものですよね。
他には、「丸に三つ葵」や「立ち葵」、「花たち葵」、「麻の葉」、「丸に麻の葉」、
「五つ朝顔」、「違い芦の葉」、「抱き粟」、「虎杖」、「三つ銀杏」など、
さまざまな植物・木を象徴して描かれているものが多いです。
「組み合わせ角に桔梗」の“桔梗”にも、全部で14種類もあるそうです。

自分の家の家紋も、調べてみると面白いですよ。
祖先がそのような家柄でどのような地位だったのか、調べることができます。